捨てていいモノ・捨てられないモノ
3月31日までは年度末、4月1日から年度はじめ
いらなくなったモノを捨てて、少し身軽になって新年度を迎えたいと考えた。現役時代に着用していたスーツを、まだ着ることができるけど・・・着る機会はないな・・と断じて捨てた。
昨年6月にあった交通事故で、初任者として初めて担任した生徒が亡くなった、彼は56歳だった。悲しい・つらい思いを、先輩教員に聞いてもらった。なのに、悲しい・つらい思いはなかなか去ってゆかない。
先輩は、二年ほど前に私が初任の年に在学中に亡くなった生徒の仏前に参ってらしたことも知った。彼が生きていれば56歳だったと、いただいたメッセージにあった。私たち教員は、関わった生徒のことをたやすく忘れられない。
2023年の小中高生の自殺者数が513人に上り、過去最多だった前年(514人)から高止まりしていることが29日、警察庁の自殺統計(確定値)に基づく厚生労働省のまとめで分かった。
小中高生の内訳は小学生13人、中学生153人、高校生347人。厚労省自殺対策推進室は「危機的な状況が続いている」としている。年代別は50代が4194人(101人増)で最多だった。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79666860Z20C24A3CT0000
先日、玄関を掃いていたらお年を召した方が声をかけてくださった
「窓のポスターをずっと見ていたんだけど、どんなことをしているのですか。」
「いま不登校の子どもたちが34万人もいて、その子たちに来てもらっています。学校じゃないので、一方的に授業をすることはありません。一緒に散歩したり・食事して打ち解けています。そして、落ち着いたら『どんなことがしたい?』と尋ねたり、『私市にある植物園に行ってみようか』なんて提案もします。」
「わたしも来ていいですか」、「はい、4月からでしたら水曜日のコースが空いています」
4月からどうしていいかわからない?Weekend Academyに来てください
玄関を掃いていたり、ポスターの貼ってある窓の内側で作業をしています。いきなり来ていただいてもいいですよ。先日は、別の学校で勤めている元同僚の若手教員が「いきなり」訪ねてくれました。もし留守だったらいやだ・・・という方は、事前に連絡くださいませ。
