学校の息苦しさを逃れたい:偏差値ってなに?
大阪府内の中学校三年生は、五ツ木の模擬テストを受ける。集団内での偏差値と、志望校の合格可能性が得点とともに提供される。偏差値っていうのは、集団の平均を50にして、それよりどれだけ上回ったか、(50以上)、下回ったか(50以下)を示すので、集団での序列を示すことになる。
高校三年生は、進研模試やら駿台模試を受ける。ここでの偏差値は日本全国の高校三年生集団中の平均点(50)からの上下を示す。このごろは、自己紹介を兼ねて、模試の偏差値を言い合うこともあるらしい。日本国内では、共通一次の開始から脈々とこの偏差値を重要視してきた。
あなたという人が二桁の数字で紹介される時代なのだ。定期テストではクラス内での順位、実力テストでは学年内での順位、これを気にするのは、偏差値を信じているなら当然です。偏差値に個性はない、高い数値が望ましいだけ・・・。60あるの!?うらやましい、こんな感じかな。
こんな偏差値序列を使っているのは日本だけ、これがイヤだったら中学卒業までに実用英語検定(英検)2級を取得して、国際バカロレアを開講している高校に進学すればいい。別世界があなたを待っている。
日本国内での国際バカロレアの認定校は文部科学省のHPに掲載されています。