学校の勉強につまずいた!?

勉強するときにぶつかる言葉のかべ

ヒトは生まれてから、これまでの体験を、時間(いつ)・空間(どこで)いう共通の記憶のしかた(おぼえ方)で、積み上げてゆきます。

体験は、見たこと・さわったこと・心で感じたことというからだの感覚から始まります。これがヒトの学習の始まりです。

体験したことは、絵に描けます、写真に残せます、動画にも残せます(記録できます)。目で見たことの記録に、言葉を添えるとモノの体験に、自分の心で感じたこと・考えたことも残せます。

感じたこと・考えたことを表現するために、言葉を使います。言葉を使うと、記録し、数え、考えることができます。

学校の勉強は言葉を覚えること・言葉を使って「表現する」ことが中心になっています。国語・英語という語学では、これがはっきりわかります。

言葉をうまく使えないと、相手が何を言っているのかわからない、自分はどう考えていいのかわからない・どう答えていいのかわからなくなります。

Weekend Academyの方法:モノと言葉をつなぐ

土曜日・日曜日コースともに、最初の2時間で体験学習を行います。テーマは季節の花の分解と観察が主です。季節の花を分解しながら、これが「がく」、「花びら」、「おしべ」、「めしべ」というように、観察している「モノ」に言葉をつけます。

次に「がく」、「花びら」、「おしべ」、「めしべ」の数を数えて、「モノ」に数という言葉もつけてゆきます。写真を撮って、その上に言葉を書き込んでゆくことで、「モノ」に「言葉」をつけながら学んでゆきます。

実物の「モノ」から学ぶ:これが体験学習の強みです。最初から言葉をうまく使えなくても学べます、言葉のかべで、学校の勉強につまづいていても大丈夫、ここから再出発できます。