子どもたちの変化が目に見える
2024年猛暑の8月の頃から、小さなフリースクールに子どもたちが通ってきています。夏の頃は来てくれた労をねぎらって、まずは冷たいお茶のペットボトルを差し上げて、休んでもらいました。
昨年に続いて、熱中症の危険があるくらいの夏でしたね。日中の散歩で行った近所の公園には人影はほとんどなく、夏に咲く花を見て撮影しながら、わたしたちも短時間で切り上げて冷房の効いた部屋に戻りました。
ヒガンバナが咲く季節も、ずいぶんと遅くなりました。昔は本当にお彼岸の中日に咲いていたのに・・。10月になり、涼しくなり、日暮が早くなりました。気分が滅入りがちな季節なので、部屋の照明を灯して(心の中で)応援していました。
涼しくなると、炊飯したり、林檎ジャムをつくったりという新しい取り組みを始めました。お茶を飲むことと、ごはんや果物を食べることでは、スタッフと子どもたちが互いに和み合える度合いがずいぶん変わるなあと感じました、食卓での団欒は大事ですね。
そして、12月を迎えて急に寒い日がやって来ました。日も短くなりつらい季節がやってきたように感じる人もいます・・・けれど、冬至を過ぎたら陽の光が違った色に見える!黄色っぽい光が、白く輝く光に変わった。
これから、一日一日と日が長くなります。子どもたちは、初めて来たときとは随分変わって、しなやかに、素直に生きている。家族との対話が増えて、信頼されるようになっている・・こんなに嬉しいことはない。