不登校の子どもたちの高等学校選び

義務教育の枠組み

小学校高学年から中学校卒業まで毎週、月曜日から金曜日まで毎日6時間の授業がある。そして朝9時前から夕方3時過ぎまで、集団で過ごす、これが義務教育の枠組みです。小中学校で不登校の生徒は30万人を超えていて、この枠組みになじまない生徒がこれだけいます。

15歳から18歳までの3年間をどうしてすごす?

義務教育を終えて15歳で就職しようとしても、職種はかなり限られてしまう。職業訓練の多彩なメニューの大部分は18歳以上が対象となっている、さて、15歳から18歳までの3年間をどうしてすごす?・・・有力な選択肢はそう、高等学校に進学すること。

週に3日程度の登校ならできそう

これまで苦手だった「毎日登校」をはずしたいなら、通信制高校を考えてみてはどうですか?

大阪府立桃谷高校通信制、大阪つくば開成高校など、私立の通信制高校が増えています。自宅から通いやすいところを探しましょう。

午前中は起きられないなら

義務教育枠の「朝9時前から授業」をはずしたいなら・・・定時制高校、単位制高校があります。

夕方5時過ぎから4時間の授業を実施する、大阪府立大手前高校定時制・大阪府立中央高校(夜間)や、朝11時前から授業をする、中央高校(昼間)などがあります。こちらも自宅から通うやすいところを探しましょう。

普通の高校に行きたいなら

高等学校はふつうに行ってみたいと思うなら私立高校を考えてみましょう。

内申書が心配でしょうけど、行きたい高校に、中学校の先生を通して進学相談をかけてもらいましょう。高校生になってから、朝9時前から夕方3時過ぎまでの義務教育枠のなか無欠席で過ごす、もと不登校の生徒たちもいます。

まとめ

どのタイプの高校が自分に合うのか、実際に行って在校生の皆さんの雰囲気と自分が合うかどうか確かめてください。

高等学校は実に多彩で、学校の数ほど違った世界があります。できれば、中学校3年生の夏休みまでに行きたい学校をしぼり、担任の先生に伝えましょう。

私立学校の多くは、連絡すれば学校見学に個別でも応じてくれるはずです。公立学校はホームページで「学校説明会」の日程を確認して参加しましょう。この記事だけでは「よくわからない」と思う方は、公式ラインからお問い合わせください。

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