不登校の子どもたちとオンライン

子どもたちが不登校になったとき・・・・・・。

毎朝、家を出て学校に行っていた子どもたちが、家をでられないでいる。

子どもたちは家にとどまっている、家族でめんどうを見るしかない。

どう声をかけていいのか?学校には、どう連絡していいの?

子どもたちと一緒にいる家族が、時間も体力もすり減らしてゆく。

不登校の子どもたちは学校に行けない。

クラスでの一斉授業に入れない。だけど、オンラインの授業だったらどうだろう。

家にいながら、オンラインでつながることはできるかもしれない。

コロナ禍で身につけた学習方法を使うことができるかもしれない。

学校の先生は、コロナ禍で否応なくオンライン学習に対応してきた。

新型コロナウィルス感染症が5類移行となってから、多くの学校行事が再開されてきた。

修学旅行・文化祭・体育祭・遠足・入学式・卒業式・・・・・・大変だ

授業が対面でできるなか、完全なオンライン授業は出番がすくないかもしれない。

だけど学校に来て、対面授業に参加できない生徒がこんなにたくさんいる。

授業の資料は紙で配らないで、オンラインで配る、提出もオンラインでする。

ホームルームだって、コロナ禍のときははオンラインでやっていた。

そう、これだけで学校に行けなくても、学校とつながっていられる。

新型コロナウィルス感染症のため、学校はすべての生徒が登校しない日々があった

2020年春、教員はICT機器を使って、家にいる子どもたちとつながろうとした。

なれない機械を使っているので、うまくつながらず、大変だった。

けれど・・・生徒たちのスマホと学校のPCをつなげて、オンライン朝礼や終礼ができた。

顔を見て、声を聴いて、安否確認ができた!!

学校に来ない生徒と「つながりたい気持ち」

いまや子どもたちは、GIGAスクールのおかげで、スマホよりはるかに使いやすい機材をもっている。

あのの「つながりたい気持ち」を、いまの不登校の生徒たちにも向けてやれないだろうか?

ICT機材は、子どもたちと学校をつなぐ命綱(いのちずな)かもしれない。