この世界でどう生きるか
英国の新聞記者だったクリストファー・ロイドさんは、詰め込み教育の学校にやる気を失った7歳の娘さんに自宅で教育を始めました。一家でヨーロッパを旅しながら、歴史・芸術・科学について現地で娘さんに語って聴かせたそうです。
そうすると娘さんは自分で考え始め、その目は輝きを取り戻したと・・そんな新聞記事がありました、2012年のことです。(注:英国の教育体系GCSEは、日本の教育課程と結構良く似ています。)
そして、当時40歳半ばだった彼は「世界を理解するのに必要なのは、細分化された知識ではない、あらゆる物事が互いにつながった網のようになっていることを、子どもたちが知ることが必要なのだ」との思い立ち、イラストレーターと共に一冊の絵入り本を書き上げました。
クリストファー・ロイド(2012) 137億年の物語〜宇宙が始まってから今日までの全歴史〜、 文藝春秋社、東京(いまも入手できます)
https://books.bunshun.jp/sp/137okunen
Weekend Academyは、どのようにこの世を生きるのか?この問いにこたえるために必要な「世界の見方」について学びます。季節の花々を題材に、鳥や虫や魚を見て歩きます。
世界の見方がわかれば、学校で学ぶ教科の内容はバラバラでも、すべてはどこかで繋がってるという見通しが立ちます。Weekend Academyの学びの目標は「この世界でどう生きるか」という決意をすることです。